創造表現コース1年次研修レポート

3月24・25日に創造表現コース1年生は倉敷、尾道でスケッチ研修を行いました。少し肌寒いなかで、みんなスケッチや美術館鑑賞を一生懸命行いました。

研修1日目、基町高校に朝早くから集合し、出発式を行いました。その後バスに乗り込み倉敷へと出発しました 。四十人以上の大移動。 バスでは窓から見える景色やバスガイドの方からいろいろなお話を聞くことができとても勉強になりました。絵を描くという実技以外にも、多くの知識を得て感性を磨く、ということも重要な研修の目的の一つです。

1時間半で時間で大原美術館に到着しました。

大原美術館は大原孫三郎のコレクションを展示してある、歴史深い美術館です。様々な種類の作品がありましたが、主には西洋の技法を取り入れた作品が展示されていました。一部の作品が東京の展覧会へ出展してあり残念でしたが、十分に勉強になりました。

その後、倉敷の美観地区でスケッチを行いました。各自昼食をとり、自由に移動しスケッチを行いました。その日の夜には講評会があるということで、みんな必死にスケッチに取り組みました。

日が落ちてきました。 宿に向かいます。 美味しいご飯を頂きました。 露天風呂に入ったり、スケッチの仕上げをしたり、今日の資料を整理したりと、各々有意義に過ごしました。
そしていよいよ講評会です。お互いの作品に感想を言い合い、先生からアドバイスを頂きました。

2日目は朝6時起床、そして朝食はバイキングです。

田中(でんちゅう)美術館へ出発です。田中美術館は、平櫛田中さんという彫刻家の方の作品を展示する美術館です。「空間を意識した作品」と称されるように、彫刻以外の周りの空気までもが作品の一部として生かされていました。絵画だけでなく、立体作品も観る事ができ、とても勉強になりました 。

続いて華鴒大塚美術館です。  華鴒大塚美術館はタカヤグループという会社が、地域の芸術文化の発展・蓄積の為に設立した美術館です。 花や鳥に関する作品が多く、ほとんどが日本画でした。綺麗な庭園もあり、みんな大喜びでした。

さて、最後はスケッチです。
尾道でのスケッチも同様に個人で描いていきます。描いた作品は後に提出し、様々な場所で展示されることになります。

 

その後バスに乗って学校まで帰り、解散式を行いました。
あっという間の二日間でしたが、大きなトラブルもなく、無事に帰ってくる事ができました。
今回の経験をもとに、今後の創作活動も積極的に取り組んでいきたいと思います。

創造表現コース・美術部1年生 杉江

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