美術部1年生はフォトリアリズム作品の制作に取り組みました

私たち1年生は、部活動で約2ヶ月の間フォトリアリズムの作品を制作しました。

フォトリアリズムとは、写真を用いてその写真そっくりに描写することです。今回は、鉛筆やシャープペンシル、練り消しゴムを使用し、モノクロの作品に仕上げました。写真そっくりに描くため、対象物の形や、質感、色の濃淡、光の明暗をよく観察し、鉛筆の細かいタッチや濃淡で表現することが大切です。

選んだ写真は、食べ物や、動物、家族、思い出があるものなど人それぞれです。硬いもの柔らかいもの、光沢のあるものなどの質感をかき分けるために、鉛筆の濃さを変えたり、タッチに強弱をつけたり、こすってなめらかにしてみたりとそれぞれが工夫をして描いていくことができたと思います。

今回、細部まで丁寧に集中して描くことがどれほど大変で大切なことなのかを改めて感じました。細かくて地道な作業でしたが、描き進めるうちにどの作品も、写真よりも本物らしい、生き生きとした作品にすることができました。

これからも、フォトリアリズムで養った観察力をいかして、心を込めて作品を制作していきたいです。

創造表現コース1年 白水

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