8月6日、赤十字国際委員会(ICRC)駐日代表のレジス・サビオさんとNPO法人PCVのメアリー・ポピオさんが基町高校にいらっしゃいました。今回の意見交換では、私たちは主に自分の描いた原爆の絵の場面説明や、証言者さんとどのようなお話をしたのか、絵を描いての感想などについてお話ししました。
レジス・サビオさんは「原爆の絵からは、とてもパワフルにその時の状況や悲しみ、残酷さが伝わってくる」とおっしゃっていました。メアリー・ポピオさんは「原爆の絵は平和について考えるきっかけとなるので、素晴らしい活動だと思います。これからも続けて下さい」など、お二人からたくさんの言葉をいただきました。
また、実際に「原爆の絵」の活動や絵の場面の説明をすることで、私たちが、世界が平和になるために貢献することができるのだと改めて実感し、原爆の絵を描くだけでなく、その活動や自分たちの思いを伝えることの大切さを知りました。そして、日本だけではなく世界中の人たちに「原爆の絵」などをきっかけとして、平和な世界の実現を目指す人たちが増えていくことはとても喜ばしいことだと感じました。
被爆76年を迎え被爆者の方が年々少なくなっている中で、私たちは本当に貴重な活動をさせていただいているということ、また「原爆の絵」の力はとても強いものだと分かりました。これからも平和な世界の実現に向けて貢献していきたいと思います。
創造表現2年 神谷(かんや)