教育思想史学会コロキウムへの参加

2021年9月上旬、教育思想史学会コロキウムがオンライン開催されました。
その中では、以前より原爆の絵に関心を持ち、高校生の描く原爆の絵についての論文を書かれた東京大学の山名先生より参加依頼があり、3年生の岡田友梨さんと川﨑あすかさんが参加(登壇)しました。
このコロキウム「伝達と創造--「原爆の絵」プロジェクトを通して想起と想像を考える」ではまず、原爆の絵制作者の生徒2名と卒業生1名(一ノ間照美さん〈創造表現コース15期生/67回生〉)が原爆の絵活動についての報告を行い、zoomで録画、それを受けて大学院生や研究者が報告を行い、ディスカッションを行いました。その後、すべての報告がオンデマンド配信され、参加者が自由に視聴、コメントや質問をするという形で行われました。
生徒たちは、自分たちの原爆の絵の制作過程やどのような思いで活動をしてきたのか、またその活動を通して「伝えるとは」といったテーマでパワーポイントをつくり、20分ほどの発表を行いました。研究者の方からの報告では、原爆の絵プロジェクトの教育上の意義や平和教育のあり方についてなど、それぞれの研

究的立場からの考え方を知ることができ、とても有意義な経験となりました。

企画責任者 山名 淳(東京大学大学院教育学研究科・情報学環・教授)
企画参加者 報告:岡田 友梨・川﨑 あすか(基町高校3年)
一ノ間 照美(「原爆の絵」プロジェクト参加OG〈基町高校67回生・創造表現コース15期生)
古波藏 香 (武庫川女子大学・助教)
濵本 潤毅 (東京大学大学院・院生)
久島  玲 (東京大学大学院・院生)
コメンテーター:小野 文生(同志社大学・准教授)

 

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