美術部専門講座(七宝講座)

美術部専門講座で七宝焼の制作に取り組みました。七宝焼では「釉薬」という色のついたガラスの粉を銅板の上にのせて焼いて色彩を表現します。色と色を区切る輪郭線の役割をするのが「銀線」です。純銀の細いリボン線(高さ1mm、幅0.05mm)をピンセットや指を使って曲げて、銅板の上に立てることで様々な模様をつくりだすことができるのですが、とても細かい作業の連続で大変でした。

また、銅板を切って縁を削って形を整えたり、800℃の電気炉で焼いたりする作業では、先輩がいつもそばで優しく教えて下さり、とても心強かったです。私が制作したのは直径約6cmの小さな作品ですが、釉薬をのせて焼く度にイメージ通りの色になっていき、作品に命が吹き込まれていく工程はとても楽しく、達成感を味わうことができました。

創造表現・美術部1年 塩村

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