オーストリアの高校生とオンラインによる国際交流を行いました

このたび、創造表現コース1年生から3年生  12名の生徒がオーストリアの高校生とオンラインによる国際交流を行いました。この企画は、8月に広島市で開催される「ひろしま国際平和文化祭/ひろしまアニメーションシーズン2022」の開幕に先立ち、アカデミー部門として教育機関連携の一環で企画されたもので、オーストリアのデジタルアートの祭典「アルスエレクトロニカ」の協力・コーディネートにより実現しました。

交流は5月30日と6月2日の2日間に行われ、オーストリアのボーグ・バート・レオフェルデン校のメディアアートコースでアートやデザインを学ぶ生徒11名と本校創造表現コースの生徒12名が交流をしました。1日目はZOOMを使って、生徒が順番に制作した絵画やデジタルアート作品について発表しました。英語による会話や初めての顔合わせということもあり、辞書アプリを活用しながら緊張した交流となりましたが、自分の作品を紹介した際には作品に対して素直に感動してくれたり、その感動を言葉や態度で表現してくれたことがとても嬉しかったです。
2日目にはZOOMのブレイクアウトルームという機能を使って1対1で会話をしました。1日目のような緊張も消え、お互いの学校生活や休日の過ごし方、作品の作り方など何気ないことを楽しく交流しました。私も2人の方と話しましたが、アニメや浮世絵などの日本文化は本当に世界中で愛されていることを実感しました。それと同時に、自分自身が日本に住んでいながら日本についてあまり詳しく知らなかったことに気付きました。

2日間の短い交流ではありましたが、その後も学校間や個人間での交流が続いており、秋には今回交流したボーグ・バート・レオフェルデン校メディアアートコースとの共同によるアニメーション制作プロジェクトの企画も始動する予定です。今回の国際交流は英語を話せることに魅力を感じ参加を希望しましたが、想像以上に得られたものが大きく、自分自身にとって貴重な経験となり、私自身も大きく成長できたのではないかと感じています。これからもこのような機会があれば是非参加したいと思いました。

美術部役員 村上

PAGE TOP