市民平和文化イベントでの原爆の絵展示

11月3日(金祝)、紙屋町シャレオにて、今年完成した原爆の絵9点を展示しました。この展示会は「令和5年度市民平和文化イベント〜ヒロシマの思い、世界に届け!〜」の企画の一つとして開催しました。
当日は、たまたま近くを通りがかった方や近くで勤務されている方、ご家族が原爆の被害に遭われた方など、多くの方が来場されました。私はこのイベントに出席し、自分の描いた原爆の絵の説明をしたり、来場者の方からのご質問やご意見に対して、自分が原爆の絵の取り組みをする中で感じたことや証言者さんからお聞きした被爆の実相などを基にお答えし、原爆の理解がより深まったと感じました。
原爆によって被爆された方やご家族が被爆された方々の中には、原爆の経験についてお話ししてくださる方もいらっしゃいました。そのようなお話が自身の制作した場面と重なる部分もあり、原爆投下当時の情景がより鮮明に頭に浮かび、原爆の悲惨さを強く感じました。また、私たちが描いた絵が平和の活動のために役立っていることを実感することができ、原爆の絵を制作していく自信にもなりました。
このイベントによって、少しでも多くの方に平和について考えていただくきっかけになれば嬉しく思います。

創造表現2年 今田 颯之介

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