広島市立基町高等学校創造表現コースでは平成19年度より毎年、被爆体験証言者の方とともに「次世代と描く原爆の絵」を制作しており、現在までに191点の作品が完成しています。高校生が描いた原爆の絵は毎年8月と12月に、広島国際会議場においてその作品の一部を一般公開しています。
この度は、今年完成した新作(広島平和記念資料館依頼制作9点、資料館以外からの依頼制作1点)と、これまでに制作した原爆の絵と紙芝居を合わせた約60点を展示いたします。生徒と被爆体験証言者の方が共に描いた作品を通じて、被爆の実相と平和へのメッセージを感じていただければ幸いです。
なおこの度の展示では、証言者さんごと、時系列に沿って原爆の絵を展示いたします。多くの原爆の絵を制作された証言者さんを中心に、それぞれの証言者さんがどのような体験をされたのか、時間軸に沿って知ることができます。ぜひご覧ください。
美術科 原爆の絵担当
「高校生が描いたヒロシマ 原爆の絵画展」
令和5年12月19日(火)~令和6年1月9日(火)※休館日:12月29日(金)~1月3日(水)
午前9時~午後5時 (入場無料)
広島国際会議場地下2階 サクラ
ギャラリートーク 12月23日(土)午前10時~(作品解説/原爆の絵制作生徒による)
会場では生徒による作品の紹介・解説動画、及び紙芝居の動画を公開する予定です。