「原爆の絵」を通した交流活動〜北海道おといねっぷ美術工芸高校修学旅行における原爆の絵の講演〜

4月22日(月)に広島市文化交流会館にて、修学旅行で広島を訪れた北海道おといねっぷ美術工芸高校の生徒40名の皆さんと平和交流会を行いました。基町高校からは3年生の富士原さん、66回生(創造表現コース14期生)の土井さん、70回生(創造表現コース18期生)の山土さんが出席し、原爆の絵の取り組みについての苦労や思いを語りました。おといねっぷ高校の生徒の皆さんは、原爆の絵を間近で鑑賞しながら真剣に話を聞き、描かれている状況やこの取り組みに参加したきっかけなどについて質問をしていました。

翌日23日(火)には、おといねっぷ高校の生徒の皆さんが基町高校に来校され、美術棟の施設を見学し、ギャラリーに展示されている生徒作品を鑑賞しました。 実際に原爆の絵を制作している現場も見学され、3年生6名が制作中の原爆の絵の前に立ち、それぞれの制作について解説を行いました。

直接お話しをしながらの交流は、それぞれ緊張はあったものの、取り組みに対する思いをしっかりと伝えることができ充実した機会となりました。また、美術棟見学と交流会の後には、原爆の絵を見ながら被爆体験証言者の原田 浩さんによる被爆体験講話が実施され、被爆当時の体験や平和に対する思いをお話しされました。

美術科

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