創造表現コース授業レポート(3年生 彫塑) 足の制作に入っています

彫塑の授業では足の制作に取り掛かています。この学年は昨年度2年生の授業で手の制作をしているのもあり、例年の足の制作よりも自由にポーズを取らせています。足の指を曲げた状態のものや片足または両足のものなど生徒それぞれが工夫を凝らしていることが制作途中の段階でも伝わってきます。

ポーズが決まったら、短時間で一度試作のようなものを作り、そこから本制作に取り掛かるという流れで制作しています。その試作状態のものを基に制作する生徒もいれば、新たに一から制作する生徒もいます。ヘラを使って粘土をかき出し指の細かいところを表現するなど道具を上手に使っていました。

教室には今回の制作のために足のデッサンや脚の筋肉や骨の構造が描かれた資料、彫塑を受講していた先輩の過去作品も掲示していました。自分自身の足をよく観察することに加え、他の人の作品や資料、人体構造を知ることでさらに自分の足の特徴に気づくことができます。その気づきをどのように作品に反映させていくのでしょうか。どのような作品に仕上がるのか今から楽しみです。

美術科 北岡

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