創造表現コース授業レポート(3年生 陶芸)新しい作品制作に取り組み始めました

夏になると気温や湿度に悩まされることが多く、陶芸はそのような自然環境によって作品制作の工程が特に左右されやすいので生徒たちも粘土や作品の乾燥に気を付けながら制作をおこなっています。

陶芸の授業では11月に行われる基町高校創立70周年創造表現コース・開設20周年記念作品展や来年1月の創造表現コース・美術部卒業作品展に向けての作品制作に取り掛かり始めました。

学校には赤土や白土などの陶器土をはじめ、半磁器土や磁器土も用意されており、今回の制作では制作する作品に合わせて生徒自身が粘土を選択しています。

また、制作方法も各自で決定していきます。ひもづくり(ひも状に伸ばした粘土を積み上げて形作る技法)や手びねり(手先をのみを使って形を作る技法)で制作している生徒は、これまでの授業などで扱ったことのある技法であったこともあり、今までの作品よりも美しく仕上げようとする気持ちが伝わってきました。電動ろくろを使って成形をしている生徒は、今はまだ作りたいと考えている形にならないことも多いのですが、少しでも納得のできる形になるように努力していました。今後の展覧会で生徒の作品や生徒自身がどのように成長していったのかを感じ取っていただけたら幸いです。

美術科 北岡

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