生物を専門とされている本校教頭の原紺先生にお願いし、マウスの解剖実験講座に続いて、解剖学講座を開いていただきました。人物を描く際、最も重要な部分である顔。その表面だけを見て描写してしまいがちですが、中にある骨格や筋肉について知ることで、今後の制作に生かしていく講座となりました。
骨格には、女性と男性、人種によっても異なる特徴があり、また、人が成長していくのに従ってどのような変化があるのかということを学びました。漫画やイラストに描かれるキャラクターにも、男性・女性、子供・成人・老人など、それぞれの骨格の特徴が誇張して表現されていることを学びました。
また、顔には表情をつくるための多くの筋肉があることを学びました。様々な筋肉の資料から一つひとつ切り抜き、貼り合わせることで、顔の中にどのような筋肉があり、それぞれがどのような働きを持っているかということを知ることができました。今後人物やその表情を描く時に、この知識が生きてくると思います。
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創造表現コースの取り組みや授業、美術部の活動の様子を紹介します。