2年生授業レポート 時計のデザイン

2年生の授業では、プロダクトデザインという分野の課題として、時計のデザインを考えました。生活の中に当たり前にある時計を、より便利にするにはどのようなデザインにすればいいのか、それぞれ発想を膨らませました。

また、実際に商品化する場合を想定し、自分の考えた時計を魅力的に伝えることができるようなレイアウトや文字の大きさ、配色などを工夫してB2サイズのパネルに、プレゼンボードを制作しました。制作してみると、ボードに描いてあることすべてが時計の魅力を伝える情報であることを実感しました。また、重要なことを簡潔に、目立つようにレイアウトすることは難しかったです。

その後、完成したプレゼンボードを使って、一人3分ほどを目安に実際にプレゼンを行いました。時計という大きなテーマでしたが、対象とした年齢層、それを使う場面などが異なると、時計自体のフォルムや機能性、想定する素材感も異なっていて、面白い発想ばかりでした。自らの生活や体験から着想を得た生徒も多く、共感を集めていました。プレゼンボードの構成もお互いに今後のデザインの参考にして、よりわかりやすく伝えることのできる作品を作れるようにしていきたいです。

プロダクトデザインは今回の制作が初めてでしたが、将来、仕事や大学で自分のデザインを多くの人の前で発表する機会もこれから増えていくと思います。問題を解決し、便利にする生活のデザインについて、様々な視点で日頃から観察し、伝えていく力をつけていきたいです。

創造表現2年 古川

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