8月18日からアステールプラザで広島国際アニメーションフェスティバルが開催されました。この広島国際アニメーションフェスティバルは2年に一度広島で開催され、世界4大アニメーションフェスティバルの1つとして知られています。世界各地の学生から応募されたたくさんの作品の中から、優秀作品が選ばれ会場で上映され、その他にも子供向けのアニメーションや、日本や海外の長編アニメーションなど、さまざまな作品が上映されました。
私たち創造表現コースの生徒は、エデュケーショナルフォルムマーケト会場にブースを出している大学や、専門学校が行うプレゼンテーションを見に行きました。プレゼンテーションでは、大学や専門学校などでアニメーションをどのように学ぶことができるのかを、わかりやすく教えていただきました。アニメーション制作の上で絵を描くということだけが大切なのではなく、BGMや効果音の使い方を工夫することで、面白く、興味深い作品に仕上がるのだと思います。その音楽を他の分野の学生に協力してもらい、一緒になって1つの作品をつくりあげることで、協力することの大切さが学べるのだと思います。基町高校でのアニメーション制作と大学や専門学校での大きな違いは、アニメーションを学ぶことができる期間です。高校では年に数回開講されるアニメーション講座を受講した人が学ぶことができるのですが、大学や専門学校では1年間を通して学ぶことができます。また、個人個人で独自のアニメーション制作をすることができるそうなので、高校との違いを感じられてとても魅力的です。
その後、広島国際アニメーションフェスティバルに出品されて作品の上映会に参加しました。広島国際アニメーションフェスティバルでは、普段私たちがよく見ている“アニメ”とは違った独特な雰囲気を持ったアニメーションが多く新鮮でした。私たちがこれからアニメーションに限らず、様々な作品を制作する上で、今回の作品鑑賞やプレゼンテーションは必ず役立つと思うので、これからも熱心に作品制作に取り組んでいこうと思います。
創造表現コース・美術部2年 石原