創造表現コース1年生は夏休み明けから陶芸の基本的な作り方であるひもづくりで陶器のお茶碗制作に取り組んでいます。ひもづくりは粘土を長細くひも状にして積み上げて形作る技法です。コツを掴むまでは粘土を積み上げてしっかり馴染ませる際に横に広がってつぶれることが多いので、形が崩れないように全体のバランスや厚みなどに注意しながら成形しました。
削りの作業は作品に触っても変形しないくらいの硬さの時に行います。厚みがバラバラだと乾燥速度が異なってしまいひび割れなどの原因になりやすいので、全体の厚みを均一にするために手で触って確かめながら削っていきました。
今後は作品を完全に乾燥させて素焼きを行い、釉薬をかけて完成させます。
美術科 北岡