11月13日(土)、広島女学院中学高等学校から高校1・2年生の生徒さん26名にお越しいただき、西棟の日本画教室にて原爆の絵を通した交流会を行いました。基町高校からは昨年度の原爆の絵を制作した2年生5名が参加し、自分が描いた絵の説明をしたり、女学院高校の皆さんからの質問に答えたりしました。
女学院高校の皆さんは原爆の絵の活動について事前に調べておられたので、「原爆の絵を制作する前と後との気持ちの変化」や「誰に絵を見てもらいたいか」といった質問をくださり、私たちは一人ずつ制作の間の出来事や自分の気持ちを振り返りながら回答しました。また、自身の平和活動と基町高校の原爆の絵の活動とを関連づけて、今回の交流会の感想を言ってくださった生徒さんもいました。こちらからも、「このような交流のメリット」や「原爆の絵についてどのくらい知ってくださっているか」というような質問をさせていただきました。
コロナ禍によって絵を見てもらったり他校と交流したりする機会が減っている中で、女学院高校の生徒の皆さんに来ていただいたことでとても貴重な時間を過ごすことができました。また、自分が描いた絵に関して他の人に言葉で表現するという、難しくもこれからの人生において必要な経験をさせていただきました。
創造表現2年 川畠