卒業作品展 インタビュー記事⑦

jun  nagaoki
「 目を向ける先 」

Q.どういうテーマで制作したのか

A. 戦争や飢餓などの世の中の問題から目を背けている自分とそれに向き合う自分の二人を描きました。
戦争に対して向き合っている自分は本当は建前であり、本心は自分に対して戦争などの問題は無関係で、関心を持ちたくない様子を表現しました。
自分の本心を絵として晒すことで、自分に対しての問いかけや喝を入れる作品にしました。

Q. この絵はどういった様子を表しているのですか?

A.背景の壁は戦争による影響でポロポロとなっている様子を描き、積んである本は実際の原爆に関する本を置きました。

Q. 作品制作で大変だったことはなんですか

A. 自分の伝えたいことを表現の方法とマッチさせるのが難しかったです。

Q. よくできた点はどこですか?

A. しっかりと人物にも、置いてある物にも意味を持たせたことです。

Q. 平和についてどう考えたか

A. 昔から平和についてのビデオを見たりして「次世代に伝えたい」や「もっと戦争について学んでいきたい」などの感想を書いていたけれど本心ではなかったなと思う。けれど平和をテーマに作品をつくることで口だけで終わらせてはいけないと思いました。

インタビュー・記事:郷原 綾乃

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