３月12日土曜日に卒業作品展を開催しました。今回の作品展は新型コロナウイルスまん延防止対策重点措置により何度も開催が延期となりましたが、私たち生徒にとってこの作品展は高校生活の集大成であり最後の学校行事になるので、生徒一人一人が悔いの残らないよう、より良い作品展を目指し準備を行いました。

この度の作品展で特に工夫したことは、ギャラリートークの内容を今までとは少し変更した点です。新型コロナ感染拡大防止のため、来場していただいた皆さんの前で実際にギャラリートークを行うことができなかったので、事前にギャラリートーク動画を作成しました。これは作品についての説明動画というだけでなく、その作品を制作した授業内容がどういうものなのか、また制作の様子を撮影した写真や動画も入れて短編の動画を作成し、会場で公開しました。字幕をつけるなど見やすいものとなるよう工夫していますので、是非作品展のwebページからご覧ください。（展覧会開催後もご覧いただけます）

https://www.sozohyogen.jp/news/sotuten2021/2021-sotuten-movie

作品展示では、授業やクラブの課題作品以外に自主的に制作した作品も展示するなど、それぞれの生徒が興味を持っている分野に関する作品展示も行いました。作品制作の中では生徒同士がお互いに切磋琢磨している様子が見られました。 3月12日当日には沢山の保護者の方や在校生の生徒の皆さんにお越しいただき感謝いたします。作品展に関するアンケートにもたくさん答えて頂き大変励みになりました。本当にありがとうございました。

私たちにとって、今回の作品展が高校生活の最後を締めくくる大きな行事でした。新型コロナウイルスの影響により今までたくさんの行事が中止となり、今回の作品展も開催できるかどうかぎりぎりまで分かりませんでした。ですが、自分たちが学んできたことをこの場でしっかりと出し切ることができたと思います。大学入試の関係で作品展に参加できなかった生徒もいましたが、この作品展は3年10組のクラスみんなで作り上げたものだと思います。より良い作品展を開催できたことを心から嬉しく思います。

創造表現３年　郷原