2022年8月20日、三重県総合博物館(MieMu/ミエム)で「平和に関する企画展2022県内高校生と広島県の高校生による活動発表会」が行われました。
会の初めには、三重県で戦争体験の証言活動をされている坂牧さんから、戦後の苦しさについてのお話を伺いました。また、三重県の久居(ひさい)農林高校の高校生が「静かなる語り部」という、校内の防空壕を戦争遺跡として後世に残す取り組みを取材し制作した動画を発表しました。基町高校からは原爆の絵を制作した創造表現コース3年生3名が「原爆の絵」の説明や制作過程について紹介するなど、平和活動の発表をしました。
その後、2校の代表者による意見交換会が行われ、基町高校からは三重県の防空壕の歴史などについて質問したり、私たちが原爆の絵を制作する中で感じた思いや、平和への思いを語り合い、非常に有意義な時間を過ごすことができました。
この行事に参加することで、遠く三重県でも基町高校の「原爆の絵」の活動について知っていただいていることが分かりましたが、私自身は広島県以外での戦争の被害状況についてはあまり知らなかったと痛感しました。これからも県内外の方と原爆の絵を通して、平和について交流していきたいです。
創造表現コース3年 神谷