私は、29、30日に実施された七宝焼講座の様子について書きたいと思います。
今回、中学生の皆さんに体験してもらった七宝焼は、銅板の上に、銀線という幅1mmほどの金属のテープで線画のようなものを作って、それに釉薬というガラスの粉で色をつけ、高温で焼いて完成する工芸品です。大きさは4×4cmくらいで、正方形、楕円、円の形からえらんでもらいました。皆さん七宝焼は初めてだったと思いますし、細かい作業のため、銀線の立て方など、慣れるのに時間がかかってるようでしたが、私たちのアドバイスを参考にしてもらい、どんどん作業が上達していました。色をつける段階に入ると、皆さんきれいな色のものばかりで、本当に初心者なんだろうかと思う程でした。
2日間という短い時間での制作でしたが、どの人の作品も素敵な作品でした。この体験講座で、創造表現コースに興味をさらに深くしてもらったらうれしいなと思いました。
創造表現コース2年、美術部副部長 桒本歩実