2024年3月16日(土)、17日(日)の2日間、基町高校西棟にて創造表現コース美術部1・2年生による修了作品展を開催しました。今年の修了作品展は人数制限がなく、来場者数は600人を超える賑わいとなりました。
ギャラリーには創造表現コース・美術部1・2年生の生徒たちがこの1年間に授業や部活動で制作した作品を展示し、教室内には原爆の絵や折り鶴トロフィーなど、外部と連携したプロジェクトなどを披露する会場もつくりました。
また 、両日とも生徒によるギャラリートーク(作品解説)を開催して、制作者自身の作品についての想いや制作過程などを来場者の方々に直接聞いていただく機会を設けました。発表者は質疑応答にも対応し 、自らの作品について説明するという経験も積むことができました。
また、有志生徒による修了作品展オリジナルグッズを販売する有料頒布コーナーやミナガルテンアートプロジェクトの参加者による作品やグッズの販売を行いました。有料頒布では多くの方々に購入していただき、売り切れるグッズが出るほどの人気となりました。
また、マーブリング、七宝焼、ステンドグラスの計3つのワークショップを開催しました。七宝焼とステンドグラスにおいては事前予約制で中学生以上という条件もありましたが、100名を超える多くの方にご参加いただき、生徒にとっても楽しい交流の時間となりました。
作品展示の他にも、1・2年生が作品制作をしている教室を開放し、生徒たちの普段の制作風景をご覧いただきました。
展覧会の企画者として、開催に向けての準備作業では悩みも多々ありましたが、仲間や先生方に相談に乗っていただきながら企画していくことで無事2日間終えることができました。また、将来進む美術の道に活かすことのできる貴重な機会となりました。この経験をきっかけとして今後の活動にも積極的に取り組んでまいりたいと思います。
先生方、保護者の皆様、そしてご来場いただいた皆様に感謝申し上げます。これからも、私たちの創作活動を応援していただけると幸いです。
修了作品展実行委員長 今田 颯之介(創造表現コース2年)