横浜市立南高等学校との平和交流会

2024年7月30日、横浜市立南高等学校の1、2年生8名が来校され、原爆の絵を制作した本校の生徒5名との平和交流会を行いました。
横浜市立南高校とは一昨年、南高校で開催された模擬国連で原爆の絵制作生徒がスピーチをさせていただいたご縁があり、昨年より交流を行っています。南高校の生徒さんたちは「国内グローバルリーダー研修」の一環で来校され、翌日には被爆体験伝承者さんの英語での講話を聞かれたり、外国人ガイドの方と被爆建物を巡る平和学習を行われるとのことでした。グローバルリーダーを目指す横浜の高校生の皆さんに原爆の絵を見ていただき、意見交流ができる貴重な機会となりました。
今回の交流会では、被爆者の切明千枝子さんから被爆体験のお話を聴きし、原爆の絵制作者が絵の解説や感想を述べた後、意見交流を行いました。切明さんの証言や、「あなた達に同じ思いはさせたくない」という言葉から、改めて平和の大切さや、実際に証言を聞かせていただけることの有り難さを感じました。
質疑応答の時間では、横浜の生徒さんたちが各々気になる作品に対して質問をしてくださいました。この交流は、私たちにとっても改めて自分の作品について考え直すことができる良い機会になりました。
おりづるタワーでは、折鶴を折ったり展望台で集合写真を撮ったりして、生徒同士での交流ができました。横浜と広島の文化の違いを楽しみながら、一緒に平和への思いを通わせる貴重な時間となりました。
今回の交流が横浜の皆さんにとって、ヒロシマや平和について更に理解を深めるきっかけになることを望んでいます。

創造表現コース2年 辻 明利

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