今日は「第20回広島市立高等学校総合文化祭」の準備作業・開会のため、安佐南区民文化センターに行って来ました。各学校の文化系クラブの日々の活動成果を発表し、互いに高めあうことを目的に行われているものです。展示部門とステージ部門があり、美術部員は展示部門に51人が53作品を出品しています。コンピュータグラフィックスによるアニメーションやデザイン、箔を使用した扇形の日本画、七宝焼き、細部まで徹底的に描き込んだ鉛筆画などは、基町高校の美術部の特徴的な作品として展示のオープン早々から注目を集めました。他にも油絵や彫刻、陶芸など幅広い分野で出品しています。今年も市立高校の生徒達が他校の作品に感動している様子を会場のあちこちで見ることができて、微笑ましく思いました。高校生の熱意は一般の方々にも十分に感じていただけるものと思います。
また、今年は20回記念の開催にあわせて「シンボルマーク」のコンクールが行われ、今日の開会行事で選ばれた作品が披露されました。見事に「文化連盟賞(1位)」を得たのは、本校創造表現コース2年の田中若葉さん。田中さんにはクリスタル製の楯が手渡されました。なお、コンクールには参加各校の美術部員から100点以上の応募があり、各校の美術科の先生方の審査により決定されたものです。
美術科 因幡