一年生の授業で、油絵の具を用いて自画像を描きました。授業での自画像の制作は、今回で二度目になります。鉛筆デッサンによる一度目の経験を活かし、鏡で自分の顔を観察しながら制作しました。
自画像の制作において、顔の陰影は重要なポイントとなります。デッサンで描いた時とは異なり、今回は油絵の具で陰影を描くので、鉛筆とは違う質感や表現の仕方に苦戦しましたが、それが新鮮で、楽しくも感じました。
顔の表情だけでなく、混色、塗り方、筆の使い方など、人によって表現の仕方は様々です。中にはつまようじやティッシュなど、筆ではない道具も使ってユニークな描き方に挑戦する人もいました。
「似ていること」も大事ですが、「どんな思いを自分(自画像)に込めるか」を第一に意識して制作しました。それぞれの特徴と経験を活かした、良いものができたと思います。
創造表現コース1年 土手