広島には世界各国から平和への願いが込められたたくさんの折り鶴が届けられていますが、この度、その折り鶴を燃やした灰を使って陶器釉薬※として再生利用し、来年1月に広島で開催される「天皇盃 第25回 全国男子駅伝」の特別入賞トロフィーを創造表現コースの生徒がデザイン及び、制作をさせていただくことになりました。
制作にあたり、6/8(土)に尾道の因島にある創造表現コース3期生で陶芸作家でもある吉野瞬さんの工房に美術部役員2名(2年横山・2年池本)と美術科教員2名(上川先生・北岡先生)、広島おりづる再生プロジェクト実行委員会の担当の方と訪れ、第1回目のミーティングを行いました。まず、吉野さんの工房の中を見させていただき、その後、完成までの流れやスケジュールの確認を行いました。吉野さんからは制作手順や、デザイン行うにあたってのアドバイスをいただき、陶芸の専門知識を学ぶとても素晴らしい機会となりました。10月の完成を目指してこれから頑張っていこうと思います。
※陶磁器の表面を覆っているガラス質の層の部分で、陶磁器などを制作する際、粘土等を成形した器の表面にかける薬品のこと
創造表現コース・美術部部長 2年横山