創造表現コース授業レポート(3年生コンピュータグラフィックス)

11月に入り朝夕と日中の寒暖差に体調を整えるのが大変です。しかし寒くなればもみじも色づき始めます。もみじといえばやはり広島県。現在コンピュータグラフィックスの授業では広島県特産品をテーマにしたパッケージデザインに取り組んでいます。広島県には瀬戸内レモンやもみじまんじゅうといった様々な特産品、厳島神社や原爆ドームといった世界遺産をはじめ県内外の人だけでなく海外の方にも訪れてほしい観光地や施設があります。そのような特産品や観光地を生徒自身がモチーフとして選択しデザインをしていきます。知っているようで知らない広島を見つめなおし、魅力を再発見しているのではないかと思います。

パッケージといえば真っ先に思い浮かぶのが、様々な形や素材の箱ではないでしょうか。コンピュータグラフィックスの授業のため、基本はパソコン上でデザインを作ったうえで紙などに印刷します。生徒作品をみていると、規制の箱を用意して周りを装飾するためのラッピングデザインを制作・印刷し貼り付けるものとパソコン上で展開図を設計して印刷した後に組み立てるものに分かれているように思います。また、紙も素材もデザインによって選択しています。光沢紙やマット紙、場合によってはクラフト紙や布にも印刷します。パッケージ作品は、来年1月に開催する卒業作品展に出品します。生徒たちがどの特産品を選んでいるかはもちろんですがどのような形や素材になっているのかも一つ一つ鑑賞してみてください。

美術科 北岡

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